Wednesday, November 15, 2017

ピンストライプ 熊本


車のナンバープレートに付けるショープレートです。

アクリル板に書いています。

デザインも70年代のRACE CARの雰囲気で色も沢山使い仕上げました。


Sunday, November 12, 2017

ピンストライプ

ハーレーの純正ストライプラインです。

純正は手書きでペイントされています。
雰囲気重視と言う事もあるかもしれませんが、コストダウンが目的だと思います。
マスキングするよりも早いですし。

しかし、再塗装で修復する場合はどこでも出来る仕事ではありません。

今回はストレートラインの話をします。

 しっかりと脱脂をした後、ガイドのマスキングテープを貼ります。
マスキングテープを貼る理由はガイドラインを作る為です。
ガイドとは線を引く場所、ピンラインとの水平具合を見る事です。

テープはラインを入れる場所より2mm〜3mmくらいずらして張ります。
私はテープとラインの隙間は1mm〜2mmくらいが書きやすのでそのくらいにしていま す。それぞれの書きやすさで調節するのが良いです。

ラインを引くときは塗料の粘度と塗料の量をしっかり理解する事が大事です。
硬すぎるとかすれますし、量が少ないと長く書けません。
長く書くと言っても1mくらいが丁度良いと思います。

ストートラインで一番大事なのは滑り具合です。
 

中指、薬指、小指などをガイドにし震えないように安定させますが、その指の摩擦が多いと線は歪みます。摩擦で止まる度に歪みます。
解決策として、綿100やナイロン混合の白手袋の筆を握る親指と人差し指を切って使うか、ベビーパウダーをその指にまぶして滑りを良くします。
書き方や指のガイドは動画が参考になれば良いですが。


あと線が歪む理由は、精神面も大きく関わってきます。
経験が浅く、自信がなかったり、迷いがあったりするとそれがそのまま線に出ます。
これは本当です。とてもシンプルな技術なので間違いなく反映されます。

安定した筆厚で書く事は最低限の技術です。
ガイドのマスキングとの隙間を一定に保つ事に全神経を向けます。
気にする事が多いとその分、気が散り真っ直ぐになりません。
目的を一点に集中する事です。

これは人それぞれですので、それぞれで一番書きやすく集中力を安定させるルールを決  める事が大事だと思います。

 ダブルラインの場合は同じ流れで書きます。



そして完成です。

ストレートラインはピンストライプの技術の中でも一番難しいと言えます。
10年以上の経験があってやっと書ける様になるくらい難しいです。

特に車の側面はもっと難しいです。こちらは別の機会で書きたいと思います。

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Wednesday, November 8, 2017

MACHI CUB




カスタム カブへ ベーシックなピンストライプとレタリングを書きました。

車両はウイングナカヤマ様が 製作されていますMACHI CUBです。
http://www.wingnakayama.com/custom/detail.php?custom_id=29
気軽に乗れてカブの魅力を感じます!

 
●乗り物に書く時は全ての流れを読んで書く事が大事です。
サスペンションの角度やマフラーの角度、長さやプレスラインの形状、
ワイヤー類の流れなどを全て理解してラインの太さ、伸ばしを決めます。

それによって車体がより引き締まって一体感が出ます。
どうしても車体に書く時は一点に集中してしまい、全体を見れていない場合があります。

ワンポイントを入れると言うよりも、どこに入れると全体のバランスが取れるのかを考える事 が大事だと思います。

●車両に書く場合は脱脂が必ず必要です。

シリコンオフやホワイトガソリン、シンナー、パーツクリーナーなどで除去が可能ですが、私はシッケンズのシリコンオフを使用しています。
シリコンオフには静電気防止効果のある物もあり便利です。

脱脂する場合も注意が必要です、塗装条件によってベースが溶ける場合があるからです。
メーカーで溶解の強さが全然違います。
色々と使ってみて馴れたものをずっと使い続ける方が良いです。

最近はクリアの乾燥も早くなってきていますので大丈夫ですが、塗ってすぐの物やラッカー塗料のみでクリアを塗っていない物、クリア無しのつや消しの場合などは特にシンナー等の強い溶剤での脱脂は気をつけないといけません。

その為、中性洗剤で洗車をすると確実です。
昔はママレモンなどがよく使われていました。
ジャパニーズオールドスクールスタイルです 笑

私はガラスマジックリンを使う場合もあります。 

●脱脂は車体の表面に付いている、ワックスや汚れを除去する作業です。

何故必要かと言いますと、ワンショットエナメルはとても密着力の良い塗料ですが
脱脂がうまく出来ていないと塗料をはじいてしまいます。
まず書き味で分かります。とても書きにくいです。
そして書いた塗料が水をはじく様にはじきます。
一応色は乗った様に見えるのですが、ワックスの上に書いているのでまったく密着していません。

●そのまま完成させると、雨が降って雨粒の衝撃くらいでも剥がれます。

雨の日の高速道路を走ると完全に密着していない部分が次々に剥がれていきます。
それを修正する事は無理なので必ず脱脂は必要です。

今回は車両へのピンストライプの巻きでした。
まだまだ書く事は沢山あるのですが小出し小出しでいきます。 笑



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業務改善ですが

先日審査が完了して、当店でもクレジットカード決済が出来るようになりました。
今までもクレジット決済は対応出来ていたのですが、分割でのお支払いが出来ませんでした。
 
新機種の導入で、ほとんどのカードでのお支払いが可能となり、分割、ボーナス払いの選択も可能となりました。

当店では来年から、より塗装業務に力を入れて行こうと考えています。

ワンポイントのピンストライプはもちろん、カスタムペイントやレストア塗装のお支払いも分割でのお支払いが可能となります。

この業界で、このシステムを取り入れているのは珍しいと思います。

カスタムペイント、レストア塗装の御見積もりは無料ですので是非ご相談下さい。


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Sunday, November 5, 2017

CENTRAL TATTOO PARLOR PRESENTS ART SHOW 2

 只今開催されていますCENTRAL TATTOO PARLOR PRESENTS ART SHOWに出展していましたアートピースが早々にお買い上げ頂いたと言う事で、追加でアートピースを2点追加で出展させて頂きます。お買い上げ頂きましてありがとうございました。

追加の2点をご紹介します。

こちらも前回と同じ額縁付きガラスベースにエナメルとゴールドリーフで仕上げました。
ミッドセンチュリーの雰囲気を持たせていますので、アンティーク家具等と相性ばっちりです。良く見るとトリックとして星の絵柄が混じっています。

金具の位置を変えるだけで縦でも横でも飾る事は出来ます。

サイズは横が150センチくらいあります。結構大きいです。


こちらはロングスケートボードにベーシックなピンストライプを書いています。
赤と白で書かれていてインテリアとしてはもちろん、穴は開けていますので実際にトラックを組んで乗る事も出来ます。
このベースは数年前にGRAIN ON SKATEBOARDがサンプルとして製作したものです。

11月末まで開催されているとの事です。お近くに行かれた際は是非お立ち寄り下さい。




Friday, November 3, 2017

CENTRAL TATTOO PARLOR PRESENTS ART SHOW

 11月1日から熊本のFeliz Hairで開催されています。

CENTRAL TATTOO PARLOR PRESENTS ART SHOWに
アートピースを1点展示させて頂いています。

参加者は県内外の有名な彫師さんばかりです。
もちろん展示物の販売もされています。

街に行かれた際は、是非お立ち寄り下さい。

今回は額付きガラスのベースにHAWAIINをテーマとしたピンストライプを書きました。

 裏と表から書いていますので、近くで見ると結構手が込んでいます。

ピンストライプ?と思われるかもしれませんが、
私の中でのピンストライプの定義は
対象物をピンストライプと言う技法で引き立てる技術だと考えています。
ご意見無用で自分の書きたい物を書いています。

アンティーク家具などと一緒にシンプルに壁にかざって頂けると雰囲気抜群だと思います。


今年はART SHOWに3回出店する目標を立てていました。

沖縄のART CORE GROUP SHOW
今回のCENTRAL TATTOO PARLOR PRESENTS ART SHOW
そして12月のYOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOWのART SHOWです。

横浜はあと一ヶ月ほどです。11月は色々と慌ただしいですが頑張ります。