Saturday, July 30, 2016

JESUS CYCLES

JESUS CYCLESさん製作のSHOVEL HEADです。
テーマはBMWのような品格と清潔感

 スプリンガーフォークにこの細さでラインを入れるのは大変難しいです。

カーブがきつい素材は難しいです。

 ロゴはデンマークのバイクメーカーNIMBUSをモチーフにHARLEY DAVIDSONの頭文字をレイアウトしました。

 清々しい青です。

青はパレスペイントと言う塗料のシャニンブルーを使っています。

パレスペイントのブルーは凄く深みがあって好きです。

塗料は好きな色が様々あるのでONE SHOTとパレスペイントを使い分けています。


 リジットのフレームラインに沿って少し太めのラインを入れています。

シンプルさが重要です。

クロームに白のラインは凄く合いますね。

タンクからフレーム、リアフェンダーへと続くラインは凄く考えたバランスの取れたラインです。



 様々な角度の写真を撮ってみました。





PINSTRIPING BY ORVIS ONE 
BUILD BY JESUS CYCLES


Tuesday, July 5, 2016

LUV-GRINDS

 制作者はLUV-GRINDSさんです
 このバナナタンクはだいぶパテで整形しました
中々大変でした....
これは2コートのパールレッドで塗装後
カスタムペイントをしている最中です
 
 テーマが60sと決まって色々と資料をあさりました

60sはほんと色々とやりたい事が山ほどあって作業しながらとても楽しかったです

これはマスキングでカットし、固い豚毛のブラシでリーフ用のワニスを殴るように塗り
そこにゴールドリーフを張っています

これはまだ見た事ないので私が最初では?

まだまだ沢山テクニックはありますので是非オーダーを下さい!

60sはまだまだペイントテクニックが発展途上で、そこがまた新鮮で沢山のペインターが試行錯誤していた時代だと言えます

例えばVON DUTCH、LARRY WATSON、GENE WINFIELD、Bill Carter...

などなど沢山の人間国宝レベルの素晴らしいペインター達がいます


スキャロップラインも60sには欠かせないデザインです
縁にはキャンディのブラックでフェードを入れました
 

そしてシルバーで縁取り

ネイビーでアクセントのピンストライプを入れました

そしてテカッテカにクリアを塗ってフィニッシュ

塗り上がってKIMONOのような雰囲気に仕上がりました。

KIMONOというかアロハシャツのような
そんな独特な雰囲気


前方のスキャロップの落とし込みの所は何度も考えてデザインを決めました


クロームとの相性がとても良いです。

CUSTOM by LUV-GRINDS
FUEL TANK CUSTOM PAINT by ORVIS ONE 



Saturday, July 2, 2016

RED HOT MOTORCYCLES

製作はRED HOT MOTORCYCLESさんです。

写真は施工前
グースネックでフルカウルのフェンダー
このセッティングはかなり難しかったと思います。

最初見たときは面積広いな!と... 笑

テーマはネオクラシックで決まりました。
 そこから合成写真を作って行き デザインを決めて行きました。

このデザインの色合いはフルカウルの重さを消せる良いデザインだったのですが、外装を全てはずさないといけなかったので却下

 このデザインと下のデザインはオーナー様に似合わないのでは?
との理由で却下

 どちらもなかなか捨てがたいデザインだったと思います。

 
そしてこのデザインで決まりました。

フロントフェンダーは線の幅はとても大事です。伸ばし方と止め方も大事な所です。

ピンストライプは主張はあるけどシンプルに
横の装飾はすこし70年代っぽいリーフを

ティアドロップも入れてまとまりが出ました

このエンブレムは110周年記念エボリューションのエンブレムデザインです。

下の写真がそのサンプルです。

これはとても良いデザインで、この車体に一番しっくりくると思いました。

デザインは少しアレンジをしています



ライトの主張を中和させる為にシンプルなピンストライプを


そして全体のバランスです。

キャンバスが大きかったので大変苦労しましたが、うまくバランスが取れたと思います。


LINE STYLING by ORVIS ONE
BUILD by RED HOT MOTORCYCLES